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第1課 張田佐喜夫

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2016年 第1期 反逆と贖い
第1課 天における危機  

張田佐喜夫

はじめに
 「神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった」(創1:31)。神によって創られたものは、神の品性・愛によって、全てのものに調和がありました。ところが、創られたものの中から天において反逆(罪)が生まれ、その頭はサタン(ルシファー)です。私たちは日々の歩みの中で、神と反逆者サタンの大争闘に巻き込まれているかのようです。しかし神は人類への救済計画をもっておられました。大争闘の中で勝利するには、神の救済、キリストの贖いは不可欠なものです。

日曜日  天における堕落
 全知全能の神が創られたこの世界に、罪が存在する事があるのでしょうか。サタンは自分には能力があり、被造物を神よりうまく統治できると思いましたが、礼拝を受けるのは神の子キリストでした。サタンは神を妬み神にとって代わり神の座に就こうとし、天における堕落が始まりました。神によって創られたものは、人格・自由意志が与えられ、愛の神は愛のゆえに、自由意志を尊重されます。自ら愛の神を選択してほしかったのです。サタンも神に創られたものでしたがサタンは神よりも己を選択しました。この事により、天での堕落が生まれ調和と秩序を乱します。

月曜日  この世の支配者
神からアダムとエバは、エデンの園の管理を任されていましたが、サタンはアダムとエバを巧妙に誘惑します。サタンは「園の中央の木の実」を食べる事は、最高に素晴らしいもので、あたかも経験しているかのように、神を疑わせ誘惑するのです。神の忠告を疑ったアダムとエバを神に敵対させ、サタンの道具として戦いの犠牲者としました。この世の支配者は、「その後、人間の犠牲者を苦しむままに放置します」p-6。これが、この世の支配者の本質です。

火曜日  天における戦い
 天での戦いがどのようなものだったかは私たちには分かりません。しかし、黙示録12:4、7〜9によると、まず、最初に「ミカエル」キリストと「龍」サタンとの戦いがありました。キリストにもサタンにもそれぞれ天使たちがつきますが、サタンとサタンに味方する天使たちは、地上に「もろともに投げ落とされ」ます。この時から、戦いは地上に移されます。天でサタンは敗北します。地上でのキリストとの戦いも失敗し、次は誰を攻撃するのでしょうか。「女」教会に対して、サタンは攻撃をしてきます。

水曜日  サタンは追放された
 ヨブ記の様々な苦難が、まさに神とサタンの大争闘の中にあるヨブを表しています。神がヨブを信じたように、結果的には神が望んだようにヨブは信仰をまっとうし、サタンは敗北しました。イエスが72人を派遣した時、サタンは激しく襲いかかりました。「竜は女に対して激しく怒り、その子孫の残りの者たち、すなわち、神の掟を守り、イエスの証しを守りとおしている者たちと戦おうとして出て行った。」(黙12:17)獣との戦いの中で、耐え続ける「教会」は、このような「女」です。獣に勝利する力はキリストの贖いによってもたらされ、イエスを信じる者は、サタンに勝利する存在であり、サタンを追放することになります。

木曜日  継続している戦い
  私たちの地上にある教会は、天での出来事の勝利を受けついでいる教会です。黙示録12章11節の、「死に至るまで命を惜しまなかった」との戦いは、教会が地において戦っている姿を表しています。このみ言葉にあるように、現在も神とサタンの大争闘は継続しています。贖いを必要とする私たちは、キリストを選ぶ信仰をもっています。その私たちは、日々の歩みにおいて、「死に至るまで命を惜しまず」キリストの戦いに参加し続けます。イエスは「あなたがたには世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている。」(ヨハネ16:33) と言われ、キリストにある平安は、この世でのサタンに対する勝利となると約束して下さいます。求めるなら、私たちを愛して止まない神様が共に居て下さるので、困難な戦いの中でも孤独ではありません。感謝